阿久沢家住宅   切り絵  横倉 絹枝

赤城山の南麓、新緑につつまれた阿久沢家住宅は、国指定重要文化財として昭和45年6月に指定されました。
茅葦屋根の古い農家形式で現存する民家としては群馬県で最古のものです。
江戸時代には名主や組頭をつとめた旧家、傍らの小さな池にはアヒルが泳ぐ長閑な田園風景に、
ゆったりとした昔の暮らしが想像されます。